篠栗町フリースクール山ねこ日記

「挑戦」を通して対話や協力することを学び、主体的に生きる力が育ちます

ヤギの到着にみな大喜び・・・からのまさかの展開

前日のヤギの到着から、一夜明け、次男とともに「雪男は元気かな」と話しながら出勤しました。

「おはよー」と早番出勤していた校長のあゆちゃんと、スタッフしげちゃんに挨拶をすると・・・なにやら騒然としています。


 

どした(・_・?)


次の瞬間に、校長あゆちゃんの一言を聞いて私は自分の耳を疑いました。

 

 

みなさんも、びっくりする準備はいいですか?

 

 

 

 

 

「ヤギ・・・にげた」

 

 

 

 

 

 

ぎょえーーーーー!!!

 

 

うん。確かに小屋の中に雪男がいないよね。 

てっきりあゆちゃんのことだから、のんびりどっかお山のほうで長いロープで繋いでお散歩でもさせてるのかとおもった・・・逃げたって!

 

なぜ、どうやって逃げたんだ?!

 

「いやね、首輪にひもをかけようと思って、小屋を開けたらね、小屋から飛び出して走っていったとよ。だってさ、昨日あんなにヘロヘロした姿しかみてなかったからまさかあんなに俊敏に動いて走り去るなんて想像せんかったんやもん!!」

 

いやまぁたしかに。

どうも雪男は、小屋を出てネットを突き破りそしてこの先の山へ駆けて行ったそうです。

 

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雪男はここを走り去って戻らぬヤギと・・・

来週から猫を屋外で半野良で飼育する予定にしている校長あゆちゃん。猫の前に、ヤギを野良ヤギ化させてもーてるやん。とユメは突っ込まずにおれません。

 

とにかくこの日は子どもたちも一緒にヤギの捜索のため山の中であちこち探しまわりましたが発見には至りませんでした。

 

ヤギ到着から丸一日足らずでなんと脱走のため行方が分からなくなってしまったのでした。

生徒たちからもびっくり、がっかり、心配の声。

皆で捜索のためのポスターをつくり、近所に張り紙をしたりしましたが。。。おそらく戻ってくることはほぼないのかな、なんてユメは思ってます。

 

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生徒たちと捜索ポスター作り



校長のあゆちゃんはこう言ってました。


見た目が鹿ににた色をしているので、鹿と間違えて撃たれたりしないかだけ心配。だけど雪男だって小さな小屋で一生を過ごすよりもお山の中で自由に野生に還って生きるほうが幸せなのかな。



いやー、だけどまぁヤギも脱走するんですね。またひとつ、勉強になりました。