篠栗町フリースクール山ねこ日記

「挑戦」を通して対話や協力することを学び、主体的に生きる力が育ちます

大人の心意気が試されるときなのか?!

おはようございます。篠栗町にあるフリースクール山ねこのユメです。

私は日々、コンセプトである「挑戦」を通して対話や協力することを学び主体的に生きる力を育むには?を問いかけながら生徒たちとの関わりを見直しています。

 

ある日、スタッフの一人が「韓国行くからこどもたちにポンデギ買ってこようとおもう。きっとみたことないとおもうから、価値観広がるのではないかなとおもって。」と言いました。

なんじゃそりゃ!?


さっそくユメは調べました・・・そして驚愕。

 

お世辞にもおいしそうとは言えない見た目!!!どんな味なのか?!生徒たちは絶対に気もち悪がるに違いない!!は!日本でいうところのイナゴの佃煮的な感じか?じゃあそれも持っていこうか・・・いやまて、ていうか私、どう考えてもやっぱどっちも食べれる気がしない!

余ったらどうしよう。捨てるのは気が引ける。それはしたくないな。大人が始末するか・・・って、、、だからそれが無理だから困るー。

 

なんてウジウジ考えるユメ。

 

同じく校長のあゆちゃんも「私、見た目が無理ー。こどもたちが、これで韓国料理絶対無理とかならんか心配」

なんてやりとりしていたところ、スタッフの一人が伝えた言葉に私たち二人は目が覚めました。

 

「以前、自分の知り合いのこどもたちに食べさせてみたことがあったけれど、その時は、こわいーとかウエーっといいながらも、ワクワクしてる子もいたし、楽しんでいる子もいたよ。それぞれの子なりに柔軟に受け入れいていて面白かったよ。

大人の価値観は大人になるにつれて固まってくるだろうから、これしたからこうなると決めて初めから挑戦しないのは残念だなと切ないな。

と、ここまで話して、ユメとあゆちゃん二人ともそれぞれの理由から、ポンデギはやめとこうって結論をだしていると思っていたけど、そうとははっきり言ってないよね。結局はどうおもってるの?」

 

本当にそうだなぁ。ユメはうじうじと考えていただけで、結論はだしていませんでした。ユメの悪い癖だわー。

 

すると校長あゆちゃんも「心配だなんていっときながら、価値観狭いわー自分。と気づいていた。心配はあるけど来たら来たでなんとかしよう!」

 

という返事!!!

 

そうだ!!私も決めた!イナゴの佃煮も持参して、生徒たちとわーきゃーいいながら開けて挑戦じゃ!!!!挑戦、そして価値観の広がりをうたっている山ねこ!!まずは大人の心意気をためされてるのではないか?と思った今日。あったらあったでどうにかする!


そして皆で、まずは勇気を出して食べるアイディアや食べ残した時の処分のアイディアをたくさん出し合いました。

現在、ポンデギは届いておりますがまだ食べるに至っておらずです。

近々、みなで試食会を開く予定ですのでその日のレポをお待ちくださいね♪