篠栗町フリースクール山ねこ日記

「挑戦」を通して対話や協力することを学び、主体的に生きる力が育ちます

山ねこ、散歩する

こんばんは!

フリースクール山ねこスタッフのユメです。

 

この日はみんなで作ったお昼ご飯を食べ

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(ピビンパ)

 

午後は雑巾を縫うかなー。。と考えていると

棚を製作していた 校長あゆちゃんからの提案

 

「天気やし、(雪男:ヤギ)捜索の下見に山へ行ったら?」

 

外を見ると丁度良い日差し。

そういえば遅くきた梅雨の真っ只中なので

この機会だなあ、と思い至ります。

 

帰りの会までの時間を逆算し、善は急げ!

散歩に行こう!と呼びかけ

キッズ達と一緒に鉾立山

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(斜面を難なく進む、先陣がまぶしい)

 

途中、キッズ達が側溝を眺めて

「ちょっと来てー!!!」と呼ぶので

なにー?と駆け寄ると

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(沢ガニ!6月はお世話になりました。。)

 

 

 

そして聞こえた、ざわめき。。。

 

今度は 

なにがあったん?と

近寄ると。

 

  

 

「溝の壁になんかおる!!!!」

 

 

 

 

 

 

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(ってしかもデカいやつ!  ∑(゚Д゚) )

 

ヒルやない?」

「え、おっきくない?」

「動かんね」

「未確認生物??」

「ヘビの親戚やないと??」

「キモ」

キッズやスタッフから様々な感想が溢れ出し…

 

近場に長めの枝も落ちているという

山であるロケーションに

ユメの好奇心が芽生えてしまいます。

 

「…お腹、どんななってるんやろ?知ってる?」

「知らない」

「そういえば、知らない☆」

「何色かな…」

「気になる」

 

軽いですよね、そう、何故か軽いんです。

疑問があるからダメの向こう側も気になって

ついうっかりトライしてしまうんです。。。

 

「なんか出すやつかもしれんけん、離れててよ!」

と、気になって前のめりになってしまう

キッズ達をおさえつつ

 

ひっくり返してみました。

 

その

 

 

お姿は。。。

 

 

 

なんと!!

 

 

じゃじゃん!

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(まっしろ…彼?も踏ん張ってたよ!)

 

「しろいねえ。。。」

「しろいね。。。」

 

 

一同がその風貌から想像し

モザイクで処理しなければならないような

図を期待していたのかもしれません。

ただ白い、それだけの事実を確認して

ガッカリ拍子抜けしたのか、もう充分なのか

まだ散歩するんだと言わんばかりに

サクサクと歩き始めるキッズ達。。。

 

折り返し地点では

狐を見た!と聞いて

見れなかった事が悔しかったですが

山ねこへ帰り着き、道中に発見したヒル

キッズと早速調べてみると…

 

ヤマビル(吸血性)

体長は25-35 mmで伸び縮みが激しく、倍くらいまで伸びる。

キャラバンシューズにとりついたものが靴下に潜り込むまで30秒という測定もある。

 

 

準備として服装の話を先日しましたが、

その重要性をみんなと一緒に再確認出来たと同時に

怪我もなく無事に帰って来れて良かったです。